トレーナーのご案内練習方法  ~フォームを説明する為の練習2~

トレーナーのご案内練習方法  ~フォームを説明する為の練習2~

みなさんこんにちは、川人です^_^本日もトレーナーになりたての方、志す方に向けての練習方法を書きます。

本日はお客様に見本を見せるときの具体的なおすすめ方法についての第二弾。

先日の続きで、正しいフォームをお伝えする時には3つのポイントをお話しするということに触れましたが、 「どうやって3点選ぶか」、「練習方法」を本日は書いていきたいと思います。

お客様の負担のかかっている部分・アライメントやそのお客様の問題を解決しやすいマジックポイントが見極めにくい初級トレーナーの場合は1に「安全」2に「効果」といった具合で判断しご案内します。

お客様のおカラダは100人いたら100通りの骨格、筋肉の付き方をしています。

見極めることは難儀で私も苦労していますし、この業界17年いる私でも初見の判断が確実にあっていることはなかなかありません。メニューを徐々にアップデートし最高のメニューに仕上げていきます。

さて初級トレーナーがお伝えする3つの点ですが、まずは

★お客様の痛み違和感の部位に対しての注意ポイントを述べること★

これが大切。

例えばベンチプレスを処方するときに、腰に違和感があるお客様を担当した際に、最初に言うことは、腰のポイントについてです。

例えば腰のアーチは作りすぎず適度に胸を張りましょう!といった促し方です。
※実際のお客様試技中の痛みの確認は怠らないように。

その次にありきたりではありますが、その種目で一番負荷のかかる部位についての促しです。

ベンチプレスならば肩関節の運動ですので、肩関節についての案内。その次に肘の軌道。その他の補足は実施中にお話しします。

ご案内する種目の特徴や、負荷のかかる部位を把握しなければよいフォームのご案内を伝えることはできません。

例えば皆さんが料理人であったとします。その料理人は自分の作ったことのない料理をお客様にお出しすることはあるでしょうか?ないですよね。

それと同じくトレーナーも処方する種目について実際に自分で試し、作りこまなくてはいけません。ですので、3つのポイントを伝えるためにはたくさんの練習のもとに話すべきことが決まってくるのです。

初級トレーナーの場合は、トレーニングを怠ることは許されません。その覚悟をもってこの道を一緒に進んでいきましょう。

だってあなたが行った飲食店の料理人が料理をあんまりしていない人だったら、、、英会話教師が英語の勉強をしていなかったら、、、美容師さんが練習していなかったら、、、 ???いやでしょ!?

トレーナーも一緒です。提供する内容の研鑽を怠ってはいけません。

トレーニング種目は無限に存在しますので何をやったらいいか不安なトレーナーはいるともいます。

まずはBIG3+ローイング+ラットプルダウン+ショルダープレス。の6種目を私は基本と考えます。まずはバーベルでもダンベルでもよいです。

しかしフリーウェイトで行ってみましょう。そしてこれをしっかり自分のものにしましょう。

具体的にはそれぞれ重量固定で10回3セット、スローペース(上げるとき3秒おろすとき3秒)で行うことです。インターバルは1分。

基準となるフォームはまずは参考書ベースで大丈夫です。できれば私の大好きな石井直方さんの著書から選ぶといいと思います。

では今日は以上です。

皆さんも人の健康を支える重大な職務についていることに誇りをもって一緒に進みましょうね!

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