筋トレすると気持ち悪くなるのはなぜ?

筋トレすると気持ち悪くなるのはなぜ?

 こんにちは!佐藤です。

 もうすぐ2月が終わりますね。このあいだ年を越したばっかりだと思っていたのに、、ほんと時間がすぎるのはあっという間です(^^;

 さて今回は“運動後低血圧”のお話です。筋トレ中や激しい運動後に気分が悪くなったことはありませんか?それは血圧が低下し、脳に酸素が不足する、つまり酸欠状態になってしまうことに起因しています。この状態を運動後低血圧といいます。

 「あれ、運動したら心拍数上がってむしろ血圧が上がるんじゃないの?」と思った方もいるかもしれません。佐藤も最初はそう思いました(笑)

 では、 なぜ筋トレすると運動後低血圧になって気分が悪くなってしまうのか見ていきましょう。仕組みはとってもシンプルです。

 運動すると心拍数が増え、骨格筋などに十分な血量を送るために血管が拡張されます。運動をやめると心拍数が次第に落ち着いてくるのですが、血管は拡張したまま血流量が少なくなるので血圧が急激に下がります。このように血圧が下がると、心臓より上の脳に十分な血液、酸素を送れなくなるため酸欠状態になり、気分が悪くなったり吐き気を催したりします。

 これらは無意識下の身体の働きによるものであり、コントロールできるようなものではありませんが、対策はあります。一つはトレーニング中に呼吸を止めないこと、あとは自分の体力レベルにあった負荷と量で行うこと、そしてこまめに休憩を取ることです。水分を補給することも、運動後低血圧を予防するのに有効であるということが研究によってわかっています。

 これまでのブログでもよく書いてますが、トレーニングすること自体はたくさんのメリットがありますから、運動後低血圧に気をつけながらこれからも励んでいきましょうね(^^)

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