脂肪燃焼のはなし

脂肪燃焼のはなし

こんにちは!先日沖縄に行ってから沖縄そばにハマっている佐藤です。現地で食べた沖縄そばの軟骨ソーキが忘れられなくて、軟骨豚バラ肉をAmazonでポチって家で自作しました(^^)

さて今回は「脂肪の燃焼」についてです。これについて、運動すれば脂肪が燃えて減っていくというざっくりとしたイメージがありますが、脂肪の燃焼には分解、運搬、燃焼と3つの段階が存在します。

まず運動やトレーニングによって成長ホルモンやアドレナリン、ノルアドレナリンなどのホルモンが分泌されると、“ホルモン感受性リパーゼ”という酵素が活性化し、中性脂肪を脂肪酸とグリセロールに“分解”します。分解された脂肪酸は、カルニチン(←サプリメントでよく目にしますね)によって各細胞内のミトコンドリアへ“運搬”されます。そしてミトコンドリア内で脂肪酸は“燃焼(酸化)”されエネルギーとなります。ちなみに、脂肪酸の酸化には大量の酸素が必要になります。脂肪の消費には、瞬間的な無酸素運動よりも持続的な有酸素運動の方が有効とされるのはこのためです(^^

脂肪分解の役割を持つホルモン感受性リパーゼですが、インスリンによって働きを抑制されるという特徴があります。また脂肪を取り込み、脂肪細胞を太らせる働きをするリポ蛋白リパーゼという酵素があるのですが、これはインスリンによって働きが促進されます。インスリンは脂肪の分解を妨げ、貯蓄を促すということです。食事において“脂肪と糖”が悪者にされているのは、糖による血糖値の増加、インスリンの分泌、その状態での脂質の摂取で効率よく脂肪が蓄えられてしまうから…ということなんでしょうか(^^;

沖縄そばも、麺の“糖質”にソーキの“脂肪”が含まれるものですから、自分もほどほどにしようと思います…笑

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