みんなに対応する魔法のダイエット方法はないけど、その人にあった魔法は実は何かしら隠されている。と以前伝えました。
それぞれが苦労少なくカラダの為に実践し続けられるコトが一番。
今回は私のお客様や関わる方が、良いカラダをつくったり、維持する為に実践していることをご紹介します!今日は2例目。
俊夫さん40代男性の事例
俊夫さんは残業多めの食品会社に勤めています。立ち仕事も多く、夜は取引先の関係で打ち合わせが多い方。
食品会社なので新しい食品のサンプルを口にし確認。お酒も試飲し出荷先へのチョイスも仕事。飲食店の研究をする為に人気店に足を運ぶ。
このコロナ禍で飲み会は減ったものの、食べる飲むということが基本的な生活の中のルーティンにあります。
この方は数年間で脂肪を蓄積し、日本人の平均身長に対し90kgまで増加してしまいました。
トレーニングを週2回していたのですが、中々結果が出ず悩んでおり、私に相談に来られました。ちなみに私のパーソナルトレーニングは受けていません。
なぜ体重が増えていったのですかねぇ?
(※本人に聞くのが一番早い。私は敢えてこの質問を聞く事が多いです。)
食べ過ぎ飲み過ぎだと思います。気をつけているのですが仕事で食べる機会が多くて、、、たくさん食べたり飲んだ後は後悔してます。。。また太っちゃうと。。
そうなんですねぇ、体調管理が大変そうですね。
以前にもパーソナルに通っていて痩せた事があるのですが、仕事で食べなくてはいけないものまで制限していて辛くなって続かなくなってしまったんです。
お仕事に直結する事を制限すると、生活のバランスも崩れますし、ストレスにもなりますよね。。。
どうにかならないかなぁ?
そしたら俊夫さん!これやってみてください!!
❶3~4種目のトレーニングを毎日すること。※10分で終わります。
❷1週間ごとの目標体重とメニューを携帯の待受にすること。
❸仕事に関わる食事やお酒の制限をしないこと。
直接俊夫さんに会って感じたこと
上記の会話はほんの一部でしたが、1時間くらいおしゃべりしてましたね。そこで分かったことは…
・毎日のルーティンを大切にする
・仕事に対して非常にストイック
・100か0か、中途半端な判断がストレスに感じる
・仕事に影響が出る事をストレスと感じる
などなど、いろんな情報の断片から上記3つを「やってください!」と強く言い切りました。
俊夫さんには強く伝え、仕事の様に感じていただいた方がやり切れると思ったから。
休みを入れた方がいいトレーニングができることは基本ですが、この方はペースを乱さないことが継続に繋がると判断。低強度を毎日するルーティンをアドバイスしました。
そして、忘れないように携帯を見る度に思い出すようにする。ご本人はこれが一番継続に対して効果を発揮しているといいます。
最後に仕事で食べないといけない、、、ということをマイナスに捉えない事、すなわち「食べよう!」に変えることで仕事に打ち込め、ストレスを感じにくくなり、必要な分量を自ら判断でき、制御できるようになったといいます。
嘘のようでほんとのお話です。
一見食べちゃいそうですが、俊夫さんは違いました。
あと最後に一つお願いをしていました。最終目標達成するまで今まで寝るときに履いていたスウェットを着続けるようにと。
今は仕事で結果が出てるのと同じようにサイズの変化が楽しくて継続を後押ししてくれてます。
今では開始半年で10キロ落ちてブカブカの半ズボンのスウェットを履いて寝てくれています。
自宅のトレーニングアドバイスは普通の基本的な事。継続をサポートすること、自分で運動や食事をコントロールできるようにサポートをする事。
トレーナーは運動をサポートするだけではないココロも大切よ(^^)