筋力トレーニングの効果

筋力トレーニングの効果

今回はありきたりな内容ですが大事なことなのでお伝えします!

ダイエットを目的とした適切な筋力トレーニングはカラダに対し様々な良い影響をもたらします。

まず挙げられることは、「筋肉量を増やし基礎代謝量の向上ができる」ということです。基礎代謝とは人間が生命を維持するための必要最低限のエネルギー量の事です。

ではその基礎代謝の内訳をみてみましょう(日本医師会より参照)。

・脳 20%
・肝臓・腎臓・心臓・骨など 40%前後
・筋肉 25~40%(性別、身長や体重など個体差がある為)

基礎代謝のエネルギー消費が最も多いのが筋肉。同じ体重でも筋肉の多い人のほうが基礎代謝は高くなり、「太りにくい」体質となります。
※しかし運動不足だとせっかくの多くの筋肉を持っていたとしても代謝は低くなります。

東京大学の石井直方教授の報告によると筋肉量1㎏増やすことで50kcal基礎代謝が向上するといわれています。50kcal基礎代謝量が向上したと仮定して年間365日で消費すると18250kcalとなり、脂肪エネルギーでいうとおよそ2.5㎏分のエネルギー量となります。

同教授は30代半ばの筋量のピークから毎年0.5%から1%の筋肉量が減るとも報告しております(活動量が低い場合)。人体で筋肉はおおよそ女性は30~40%、男性で35%から45%と言われており(年々低下していきますが)、体重60㎏の方は筋肉を維持する行動をしなければ、ほんの数年で約1㎏の筋肉は減ってしまいます。

すなわち筋肉が1㎏減ることは年間脂肪が2.5㎏増える可能性があるという事なんです。年齢を重ねて太りやすくなるという事はこのことが大きな要因です。

しかしどんな年齢の方でも筋肉量を維持向上する可能性はあります。

90歳女性に対する筋力トレーニングの実験では3か月で5%の筋量が向上したとの報告もあるくらいです。筋力トレーニングの効果は様々ありますが本日はこれまでに(^^♪

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